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離島の旅 -平戸・生月編-

今回は平戸・生月編をお届けします。
まずは佐世保へ行くために上五島からフェリーに乗船しました。

上五島を午前10時半頃出港し、お昼時に佐世保へ着きました。
昼ごはんは勿論佐世保バーガーを食べました。
お腹を満たした所で、平戸へ向かいます。
約一時間ほどで平戸大橋を渡る手前にある田平まで着きました。
訪れてみたかった田平教会がありました。

クリスチャン墓地の横に大きな聖堂がありました。

近くで見ると大きくて迫力があります。
聖堂内は残念ながら撮影禁止だったので写真はありません。
もし中の様子や教会について興味がある方はこちらの本がお勧めです。
聖堂内は白を基調とし、天井が高く、豪華な印象でした。

つづいて平戸大橋を渡り、平戸へ向かいます。
平戸大橋は風が強く、渡るのに苦労しました。少し怖かったです。

翌日撮影。天気が良いですね。

平戸に着いて観光名所をいくつか周りました。
オランダ商館です。中は展示物が飾られています。入場料は300円でしたが、展示物はしっかしていました。

こちらは寺院と教会が見えるスポットです。
よく雑誌などでこの風景の写真が見られます。

平戸港です。写真右上には平戸城も望めます。

お世話になったヒラドゲストハウスコトノハさんです。
元大工のオーナーさんが運営する手作り感があるオシャレなゲストハウスでした。
他の宿泊者やオーナーさんともリビングルームで雑談でき、楽しい夜を過ごせました。

さて、翌日は生月へと向かいました。
天気が良く、景色もより一層楽しめました。
平戸と生月を結ぶ生月大橋です。青いカラーが印象的です。
平戸側からの風景。

まずは道の駅内の観光案内所へ行きました。
この駐車場は道の駅の目の前にあります。

道の駅で最西北端の島到達証明書を100円で買いました。地図も貰いました。

生月は漁港もあり、キリシタン関係の観光地もたくさんありました。
殉教地ガスパル様というスポットに行ってみました。

十字架が捧げられていました。ここからは隠れキリシタンの聖地である中江島が一番綺麗に見えるとの事でした。確かに良く見えました。

次に塩俵断崖に行きました。
この旅で断崖を見過ぎて、断崖慣れしてきました。
でもやはり迫力あります。

しばらく走っていると西側のサンセットロードに辿り着きました。
海岸沿いの道路から内陸に見える壮大な崖と、反対には地平線が綺麗に広がる景色に圧倒されました。

生月を後にし、田平にあるカフェへ行ってきました。
3rd Base Cafeさんです。
時間を忘れまったりとした時間を過ごしました。

海辺に位置していて、とても居心地が良かったです。
料理も美味しかったです。

ついついゆっくりし過ぎてあっという間に夕方になってしまいました。
この日は佐賀県の唐津港まで移動し、最終地壱岐へと向かいました。
どんな事が起こるのかな~と思いながらフェリーに揺られるのでした。
S.HONDA

【上五島-佐世保-平戸】

【平戸-生月-唐津港】

離島の旅-小値賀編-

福江島をスクーターで一周し、上五島へ渡り一泊し小値賀島へ日帰りで行きました。

そして小値賀島から無人島として有名な野崎島へ向いました。
こちらの町営船に乗りました。
町営船の時刻が1日に二便しかなく、朝早かったので、小値賀港からすぐに町営船待合所に急いで向いました。
尚、帰りの便は15:00頃なので必然的に野崎島に7時間近く拘束される事になります。
そのスリル感もまた楽しいです。
行かれる方はお昼ご飯を持って行ってくださいね。

30分程(だったと思います)で野崎島へ到着しました。
私の他に三人の乗船客がいらっしゃいました。
ニュージーランドからのカップルさんもいらっしゃり、どうやってこの場所を知ったんだろうと気になりました。

教会等の施設の管理の方も乗船していて、教会の鍵を開けに行くので着いてきますか?と親切に言ってくださり、教会までの案内も兼ねて着いて行きました。

お〜、見えて来ました。旧野首教会。写真で何度も見ていたので、実物を目の前にして嬉しかったです。

港から15分〜20分程歩けば到着します。

この旧野首教会は鉄川与助の代表作で、彼が1908年に初めて手がけた煉瓦造りの教会です。個人的にはこの教会のお城のような出で立ちがお気に入りです。
小高い丘の上に位置し、周りが段々畑になっており、そこにポツンと教会があるというシチュエーションで、教会群の中で最もフォトジェニックな教会の一つと言えるでしょう。


後ろからのショットや、


遠くからのショットも画になります。

野崎島は鹿が多数生息しています。人慣れしていない鹿達で、人間を見ると驚いてすぐに逃げます。何だか彼らの生息エリアを犯しているようで申し訳ない気分になります。

野崎島の鹿は人間を見つけると、まずジーーとこちらを観察します。

なのでカメラ目線の良い写真が撮れます。

冒頭に書いたように7時間の自由時間が与えられますので何をしても構いません。
散歩したり、草原で昼寝したり、ビーチでゆっくりしたり。
私は登山してみました。意外に大きい島で全長16km程あるそうです。
その最北端の神島神社を目指してトレッキングしました。
頂上は古ぼけた神社と王位石という石があり、日本版ストーンヘンジと呼ばれているらしく、二本の細長い石に球体の石が乗っているという奇妙な光景が見れます。
王位石は見たのですが、帰り道迷いそうになったのでテンションが下がり、あまりその事については覚えていません。

下山しているといい眺めの場所を発見しました。
そこで前日買ったサンドイッチを食べ休憩しました。

その後丘の中腹にて寝転がり昼寝しました。曇りでしたが太陽が照りつけ、ジリジリと日焼けしました。

軍艦島シャツを着てました。野崎島で軍艦島シャツ。無人島が好きなのでしょうか。自分でも分かりません。離島は好きです。


このような景色が広がり歩き好きの方には溜まりませんね。ただ鹿の糞が所狭しと落ちているので気をつけてください。あと、茂みにはマムシもいるみたいです。鹿の糞より注意してください。


人がいた形跡もあり、ゴム長靴や日用品が落ちていました。こういうのを見るの切なくもあり、同時に楽しくもあります。

集落跡には日本家屋の廃屋がいくつかあり、廃墟好きの方には溜まらない景観となっていました。

さて15:00になり野崎島を満喫した後、小値賀港へ戻り小値賀島内を観光しました。
幸運にも野崎島に一緒に上陸した方と知り合いになり、その方が車で案内してくれる事になりました。

あ、牛。丁度餌やりの時間で、整列して餌を食べていました。
いつもは牛が普通に道路をウロウロしたりするそうです。


牛もジーーーとこちらを観察します。


はい、そうします。

マンホールは鹿がモチーフです。

つづいてポットホールというパワースポットにやって参りました。
スポットに行く前の草原が凄くいい景色でした。
この草原を真っすぐ行くとポットホール。


溶岩の岩場の間に球体の石があり、満潮の時はそれが水に浮かんでクルクル回るらしいです。私が行った時は干潮の時で、その球体の石はジーーっと静かに止まったままでした。

他にも行きたい所がたくさんありましたが、帰りのフェリーが18:00だったため時間切れとなりました。
小値賀島またいつか行きたいです。

【小値賀島までのアクセス】
こちらに丁寧に解説されておりました。
離島ガイド
上のページには載っていないですが、私は上五島の有川港から小値賀港へアクセスしました。

ではではエンジョイ離島ライフ!
S.HONDA

【有川港 – 小値賀島- 野崎島】

離島の旅 -上五島編-

前回は福江島での旅を書きましたが、今回は上五島について書きたいと思います。
福江港からフェリーで約1時間半、上五島の若松港へやって来ました。

この港が醸し出すローカル感、昔ながらの感じが印象的でした。

若松大橋を渡り、いざ上五島市街地へ向います。
もう少しで走行距離が6000km!(私事ですみません)

若松港から約1時間程で上五島の有川港へ着きました。
その後更にスクーターを走らせ頭ヶ島教会までやってきました。
外観は石造りで重厚な面持ちですが、中はパステルカラーを基調とした装飾で椿をモチーフにした飾りもあったりとても可愛らしい内装でした。
こちらも鉄川与助による設計の教会です。
中の様子を本でご覧になりたい方はコチラの本がお勧めです。

ひたすら道路を山沿いに上がったり下ったりすると、やっと辿り着きます。
自転車で行く人も多いというのを知り、驚きでした。
教会の近くに、綺麗に花が飾られてあるキリシタン墓地がありました。
すぐ下は海水浴場になっており楽園さながらで、迫害で苦しんだであろう教徒達も安らかに眠っている事でしょう。

有川港へ戻り、時間があったので青砂ケ浦教会へ行きました。
私が行った時は丁度夕方5:30頃でミサが始まる前でした。このように信者の方の車がたくさん停まっていて、続々と聖堂内に入っておられました。私の目から見たら新鮮なのですが、信者の方達にとっては日常の一風景でこの時間を大切にしているのだろうなと感じました。

有川港に戻り、宿へチェックインしました。
お世話になった五島バックパッカーズぽれさんです。

とても綺麗なゲストハウスでした!居心地がよく二泊しました。
夜は蛍祭りをやってますよと宿主さんに教えてもらい、綺麗な蛍を見る事ができました。
宿の裏には蛤浜海水浴場というビーチもあるので夏は最高ですね。

翌日は小値賀に日帰りで行って来ました。主に野崎島という無人島を散策しました。
その模様はまた次回お伝えします。
Stay tune.
S.HONDA