こんにちは。
だいぶ肌寒くなり、冬の気配を感じる長崎市内です。
さて、皆さん観光で軍艦島へ行かれた方は多いと思いますが、池島へ行かれる方は少ないのではないでしょうか?
池島はかつて炭鉱の島として栄えた島で、軍艦島のように昔のアパートや炭鉱で使われた重機などが稼働しない状態で現在も残っています。
軍艦島とは違い、今も住んでいる方がいらっしゃいます。
なので完全な廃墟の島ではありません。
しかしながらもう使われていないアパート等は廃墟感が出ていて見応えがあります。
炭鉱の中に入るツアーもありますが、今回はぶらぶら歩いてみました。
長崎市内から車で50分程の距離にある、神浦港からフェリーで池島へ移動しました。
切符です。410円で渡れます。
約15分程で池島に到着しました。
とりあえず島を一周してみます。
アパートの裏に潰れたスクーターが置いてありました。
池島は猫が多い事でも有名で、本当に沢山猫がいました。
大量のドラム缶です。何に使われていたのでしょうか。
錆びついたタンクでしょうか?
しばらくこのような坂道が続きます。
レトロ感がある一帯にやって来ました。
昔は電気屋さんやスナックとかがあったんでしょうね。
旧池島小学校・中学校にやって来ました。
グラウンドにはライトもついていて立派ですね。
奥の小高い丘にも登れるみたいです。
神社等があるみたいです。
小中学校の少し先に有名なアパート群が見えてきました。
こちらは手前の建物で蔦に覆われている感じが不気味でなんとも味があります。
窓ガラスが所々ついていたり、ついていなかったり。
ゴーストタウンならではの光景です。
何か進撃の巨人の壁を連想させます。
巨人が本当に出てきそうですね。
連絡通路でしょうか。
エレベーターが無いので、ここまでバスか何かで来て高い階に住んでいた人も階段を上らずに済んでいたのでしょうか。
アパート群を抜けて歩いていると、事務所跡のような建物が。
「せいりせいとん」と書いてます。
そのまま歩いていると、坂を下ってベルトコンベアに遭遇しました。
石炭を船に運ぶ際使われたものでしょうか。
軍艦島にもこういうベルトコンベアがありますね。
軍艦島に行った際のガイドさんの説明がここで活きています。
これは何でしょうか。
調べたら「ジブローダー」という重機みたいです。
貯炭場の石炭を先ほどのベルトコンベアーに移動させる役割があったみたいです。
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クレーンやレールが今も生々しく残っています。
右から伸びているこのレールは炭鉱へ繋がるトロッコレールですね。
ツアー是非いつか参加してみたいです。
昔使われていたトロッコでしょうか?
無造作に色んなものが置かれているので、自分の推測を使うか帰ってネットで調べるしか方法がありません。余計な説明版がないのもまた良いですね。
そんなこんなで池島散策終了しました。
島自体はそんなに大きくなく、ゆっくり歩いて一時間程でしょうか。
散歩も出来て、廃墟アパートや重機も見れて、ヤギ(?)も見れる素敵な島でした。
皆さんも長崎観光で時間があったら行ってみてくださいね。
(車が無いと厳しいですが、路線バスでも頑張れば行けます。)
長崎市内から立ち寄れる夕陽が丘そとめの夕陽も綺麗ですよ。
右に見える建物は遠藤周作文学館です。
それでは寒くなってきましたが皆さん体調お気を付けてお過ごしください!
[今回のコース]
長崎駅~神浦港~池島