気持ちの良い五月晴れ、この五月毎週末は家族で山へ海へと繰り出し自然を満喫しております。今日はマテ貝を堀りに島原半島の南側、有明海に面した龍石海岸というところへ小旅行。長崎は半島や岬そして入江が複雑に入り組み不思議な形をしておりまして市内から僅かな時間のドライブで五島灘・大村湾・橘湾・有明海と四つの海に行く事ができます。それぞれの海にそれぞれの特徴や海の幸なんかもあり、楽しみ方もいろいろです。
4人家族の私たち。赤ん坊と小1にとって車の中は窮屈なので、千々石海岸で木陰を探してランチ休憩。赤ちゃんも野外でハイハイ可なブルーシート、お洒落感全くなしですが我が家の必須アイテムです。浜辺には地図を広げる外国人旅行者さんもいたり。声を掛けてみると、スイスから来た姉妹で軽のレンタカーで九州周遊中で雲仙から長崎へ向かう途中とのこと、楽しい旅のひと時を過ごしてました。自転車もそうですがレンタカーも自由で楽しい手段、日本津々浦々を自由な旅のスタイルで巡る旅行者さん、ホステルあかりでもサポートしていきたいと思います。
海の向こうに見える細長い断崖は千々石断層。島原半島の南北の裂け目に当たる場所です。海岸線にはかつて小浜鉄道も走っており、その廃線跡は道路として活用されていて密かなおすすめドライブコースです。
さあお昼。雲仙で牧場を運営されている牛花さん、愛野のお店で雲仙バーガーテイクアウト。つぶして食べる、でかい、うまい。次回は鬼おろしバーガーというやつを狙っています。
ハマヒルガオ。目的地は青い島原半島の向こう側。ここからは小浜温泉・諏訪の池を抜ける小一時間のドライブです。ずーっと海岸線に沿って走ることもできますし、雲仙の森や諏訪の池の山越えルートどちらも気持ち良いドライブができます。コンビニでアイスやトイレ休憩を挟みつつ、、、。
やっと着きました、龍石海岸!有明海は世界的にも潮の干満の差が激しく、この場所も数時間前まで海の底でしたが干潮時にはこの通りです。ツンドラの大地、カリブーの群れがでてきそう。地元の先輩方は、遥か波打ち際にポジショニング、わたしたち新参者は少し離れた場所で参戦させてもらいます。対岸は天草、熊本です。
午後4時26分、干潮の時間に陸地側の一番先はここ。もうすぐ潮が満ちてきます。
砂だらけでマテ貝を掘る様子の写真撮れず。。。スコップでマテ貝の住む穴を見つけそこへ塩をぱらり、驚いて飛び出してくるマテ貝をさっと掴んで引き上げる。。。子供も大人も夢中、これははまります。今日の戦績はこんな感じ。
休みの日の午後に干潮になる日を狙っていたのですが、潮汐表と土日のタイミングを合わせようやく実現した今回の南島原マテ貝小旅行。ちゃんと採れてほっとしました。
帰り途で小浜温泉の立ち寄り湯。ちょっとしょっぱいお湯が気持ち良いです。
地図をみながら奥さんを待つおじさん。平和な日曜日です。
小浜の夕日。対岸はわたしたちの住む長崎です。
車中で寝てしまった子供たち、初めてのマテ貝堀りはわずか小一時間の体験でしたが、きっと記憶の引き出しに何か入ったのではないかな、よしよしと頷きながら帰路につくのでした。
島原半島は、雲仙の高原あり小浜温泉あり美しい海岸線あり、そしてマテ貝あり。島原半島ドライブ旅、おすすめです。(Shingo.K)