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一覧橋派?すすき原橋派?

こんにちは。
だいぶ涼しくなり秋の訪れを感じます。
紅葉シーズンも間近ですね。

さて前回はおくんちについて少しですがリポートしたので、今回は10月の中盤から後半にかけて振り返りたいと思います。

まずおくんちが終われば、長崎隠れ名物「竹ン芸」がやって来ます。
毎年10月14日、15日に若宮稲荷神社で行われる秋の大祭であります。
高さ10mほどある竹の上で雄狐と雌狐を模した二人が繰り広げる曲芸は圧巻であります。
今年は天気が芳しくなく、前日は小雨がパラつく中での奉納、後日は残念ながら中止となりました。しかしながら雨が降る中での演技は、例年以上に緊張感があるもので余計に手に汗握る演技となりました。

こちらは若宮稲荷神社の本殿です。奉納を見る前や後に参拝します。

竹ン芸のチラシです。長崎弁で「~の」は「~ん」となるので「竹の芸」が「竹ん芸」となります。

若宮稲荷神社の鳥居です。
高台の上にあるので夜景も綺麗に見えます。

帰りには水辺の森公園で行われた「ラブフェス」の打ち上げ花火を石橋の上から見ることができました。

こちらは去年も泊まって頂いたイギリスからのカップルさんです。
タトゥーがたくさん入っていて一瞬怖い人かなと思いきや、とても礼儀正しく、優しい方々なのです。足にジブリのアニメのタトゥーが入っています。今は平成狸合戦ポンポコの作品を制作中だそうです。

こちらが製作途中のたぬきさんです。
瓢箪の妖怪も面白いですね。

こちらはベルギーからお越しのご家族です。
子供が人懐っこく、日本語の挨拶も「アリガトウ」や「コンニチワ」と照れずに言っていて、とても可愛かったです。

さて題名の「一覧橋派?すすき原橋派?」ですが、何の事かと申しますとゲストさんが帰る時どちらの橋を使うのかな?という疑問です。
あかりから最寄りの石橋は「一覧橋」という半円形状の橋なのですが、一つ向こうの橋は「すすき原橋」という車も通れる平らな橋で、この「すすき原橋」を真っすぐ行くと電停「公会堂前」に着きます。通常は「すすき原橋」を真っすぐ行った方が簡単に着くのですが、最近ゲストさんをお見送りする時、意外にも「一覧橋」を渡って帰るゲストさんが多いという事に気が付きました。

先ほどのナイスカップルさんも。

ベルギーのご家族も。

やっぱり旅する時は、たったこれだけの違いでも楽しい方を選んでしまいますよね。
何か共感できます。

寒くなってきましたが皆様風邪ひかないようにお気をつけてお過ごしください。
それではまた!

長崎くんち2017

おくんちの熱気が冷めやらないのか、また暑さがぶり返してきた長崎市です。
10/7,8,9と三日間おくんちが開催されていました。
今年は主に五ヶ町が踊り町として参加しました。
龍をモチーフにした竜宮船や、ポルトガルをイメージした南蛮船など、個性豊かな船や踊りで長崎が賑わいました。

このおくんちで、観光客の方にお勧めしたい楽しみ方が、庭先回りに着いて行くというやり方です。
これなら事前にチケットを買う必要もありませんし、長崎の街を楽しみながらおくんちの出し物も見れて一石二鳥ですね。

それでは今年の様子を見てみましょう。

こちらは本踊りです。芸者さん達が長崎ぶらぶら節に合わせて艶やかな踊りを披露していました。このように店先でそれぞれの出し物を披露します。


こちらは南蛮船です。出島をバックに路面電車の線路を横に南蛮船が走るという長崎を凝縮させたような光景ですね。


こちらは分かりにくいですが、竜宮船です。
赤い髪が特徴的です。ちなみに上の瓦のようなものは、船と同化して見えますが湊公園の門です。


つづいて川船です。神社で行われる正式な奉納踊りでは最後に子供が網で魚を捕らえるのが見どころです。

ざっと見てきましたが、この庭先回りが三日間朝から晩まで行われます。
朝は奉納踊りで、昼以降は庭先回りに出るので演者の方々は大変ご苦労されてるかと思います。今年も素晴らしいおくんちをありがとうございました。

また来年も楽しみです。モッテコーイ!